地場密着型の小型スーパーマーケットのDX:事例 | 経営革新

2024年01月15日 経営革新 行政書士

説明

具体的な内容を示すことでイメージを掴んで頂くため、「経営革新」の架空事例を考えました。その1

【現状】

・顧客

 店舗と町内の住人

・競合

 コンビニエンスストア、近郊の中規模スーパーマーケット

・自社

 地場密着型の小型スーパーマーケットで地域住人との人的ネットワークが強み。ただ、地域住人の高齢化により、収益が年々低下している。田園地域だが、行政施策でITインフラが整備されている地域。事業承継補助金などの活用した、引き継ぎを模索中。

【経営課題】

 売上減少の補填と地域貢献を兼ねて、宅配サービスを始めたが経費負担が重く赤字事業となっている。そのため、宅配サービスを黒字化させることが当面の経営課題である。

【解決策】

 自社スーパーが配達するのではなく、お客さんに配達代行して貰う。

・実現にあたりIT利活用ポイント

 インセンティブ管理、注文管理、

 Paas系のクラウド上にOpenChartなどのOSSショッピングサイトを構築する。運用での工夫として、通常の商品オンライン販売以外に、配達代行者の報酬支払方法として、クーポンやポイント機能を活用する。

結論

経営革新の内容 
インターネット注文できるショッピングサイトを構築し、受付業務の効率化と、24時間受付けによる顧客満足度の向上を図る。また、配送代行を顧客へ依頼することで、配送コストを削減する。削減した配送コストを、配送代行を請負った顧客へ割引券などで還元することで、顧客との関係を強化しLTVを高める。