岩手県の経営革新計画の承認手続きについて | 経営革新
説明
経営革新計画の申請書類が都道府県により特徴があるので整理 3件目(2023/11 調査)。
1.申請から承認までの期間
現時点で12月審査分を受け付けているので、承認まで要する最短時間は短いほうである。
2. 経営革新計画に係る承認申請書と別紙に書くこと
(1)承認申請書
押印は未だに必要とのことである。
(2) 別表1-経営革新計画
書くべき内容は基本どこも同じだが、なぜか上部の書式が都道府県により少し違うのが興味深い。
(3) 別表2-実施計画と実績(実績欄は申請段階では記載する必要はない。)
大項番の部分。岩手県も大項番のだけの意味ではないようである。
(4)(別表3)経営計画及び資金計画以降
ここも、(別表3)作成のためのExcelテンプレートが無い。
自分で作るのは大変なので、他都道府県のを流用すると良いと考える。
(5)経営革新計画 承認申請チェックシート
岩手県独自で充実したチェックシートで、青森県より量が多いので時間はかかるが、それでも書きやすいので事前チェックに便利。
(6)経営革新計画概要書
経営革新の補足資料のようだが、シンプル過ぎて逆に難しい書類と感じる。
(7)経営革新計画評価委員会が珍しい・・・
「申請企業の代表者の方、又は、担当者の方には、この評価委員会にご出席いただき、自社の経営革新計画についてのプレゼンと、各委員からの質疑に応答していただきます。」企業がプレゼンするとこのことで、これも興味深い。
結論
経営革新計画承認申請の岩手県への感想は、経営革新計画評価委員会の特徴的な運営方針の点から前向きに活用している印象を受けました。