自己開発 | 環境経営
説明
心と体が常に安定した状態を目指し、勉強・行動・投資をするという内容について、セミナーなどの参加、ヨガ、瞑想・座禅について海外の情報にも焦点を当てて考えます。
ヨガ
ヨガは古代インド哲学に歴史的起源をもつ心身の訓練法です。それは精神的な訓練法として始まりましたが、身体や精神の健康を促進する方法として普及しました。
古典的なヨガにはほかの要素も含まれていますが、アメリカで実践されているヨガは通常、「アーサナ/体位/姿勢」「プラーナーヤーマ/呼吸法」「ディヤーナ/瞑想」に重点を置いています。アイアンガー、ビクラム、ハタヨガなどの評判の良いヨガ流派は、これらの要素を重視しています。
ヨガの有益性とは、
研究によると、ヨガについて以下のことを示唆しています。
・ストレスを和らげ、良好な健康習慣をサポートし、精神的/情緒的な健康、睡眠、生活の調和を改善することにより、全般的な健康増進を助ける。
・腰痛と頸部痛を和らげる。
・更年期障害の症状を和らげる。
・困難な生活状況に関連する不安や抑うつ症状の管理を助ける(しかし、ヨガは不安障害、臨床的うつ病、心的外傷後ストレス障害の管理に有用であることは示されていません)。
・禁煙を助ける。
・太り過ぎまたは肥満の人の体重減少を助ける。
・慢性疾患の人の症状を管理し、生活の質の改善を助ける。
ヨガの健康に対する効果に関して様々な研究がありますが、多くの研究は少人数を対象としており、質の高いものではありませんでした。その為、ほとんどの場合、ヨガは特定の健康目的の利用に有望ですが、有用であることは証明されていないというしかありません。
複数の研究は、ストレス管理、精神的/情緒的健康、健康的な食/活動習慣、睡眠、生活の調和の向上など、健康上の側面に対してヨガがもたらす利益の可能性を示唆しています。
アメリカにおける健康のためのヨガの現状
2017年の米国国民健康調査によると、過去12か月間にアメリカの成人の約7人に1人がヨガを実践しました。4~17歳の子供の間では、12人に約1人でした。ヨガを実践する人の割合は、2007年~2012年にかけて、また2012年~2017年にかけて増加しました。その増加は成人と子供の両方に当てはまりました。
(参考:厚生労働省eJIM(「統合医療」情報発信サイト))
高齢者者向けヨガの効果
イギリスで行われた65~85歳の方を対象に行われた研究によると、ヨガをすることで片足立ち時間の改善、バランス感覚・筋力の改善や、幸福感や倦怠感の改善効果が示されています。
片足立ち時間の改善は、転倒リスクを軽減し、骨折などの重大なけがの予防効果が期待できます。また、幸福感や倦怠感などの精神面のケアも加わることで、意欲・活動量の低下を防ぐことができます。
ヨガは全身を動かしコリをほぐすことで、身体を柔軟に導き、筋力や持久力、バランス能力の低下を予防することが期待されます。また、近年の研究によると、瞑想には脳を休ませる効果があるとされ、認知症予防効果も期待されています。
(公益財団法人長寿科学振興財団HPより)
結論
世界のヨガおよびエクササイズマットの市場規模は、2021年の117億米ドルから2026年にかけて、市場は5.3%のCAGR(年平均成長率)で成長する見込みの成長産業と調査結果があるようです。