経済のグローバル化とSDGs | 環境経営

2022年10月16日 環境経営 行政書士

説明

-経済発展と社会的課題の解決の両立を目指して-

日本では、経済発展が進む中、人々の生活は便利で豊かになる一方で、エネルギーや食糧の需要が増加、寿命の延伸、高齢化が進んでいます。経済は、グローバル化が進み、国際的な競争が激化し、富の集中や地域間の不平等といった問題も生じています。国際的な枠組みの中で、先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、経済発展と社会的課題の解決を両立していくことが求められています。

今後のビジネスチャンスの方向性は、SDGs の目標達成への貢献度が大きく関わってくることが想像できます。国際的な枠組みの中で、SDGs の目標達成に少しでも寄与することができるようなプランと行動ができているかという方向性が、重要となってきます。SDGsは、フェアトレードとも親和性が高く、多くの目標の達成に寄与することが期待されているのです。

 

フェアトレードとSDGs

これから2030年までに世界が取り組む最優先かつ最重要な課題と目標が「Sustainable Development Goals(略称」SDGs)持続可能な開発目標」です。

日本では、政府と経団連は「SDGsと連動した,官民挙げてのSociety 5.0の推進」を掲げて取り組み始めています。特に企業にとっても今後のビジネスチャンスの方向性を決めるものとして、その取り組みは非常に重要な意味を持っています。

SDGsへの取り組みにおいて、フェアトレードは有効なツールの1つとして重要な役割を担っています。フェアトレードSDGsが掲げる17の目標のほぼすべてに関わっています。

(内閣府HP、外務省HP参考)

結論

フェアトレードの役割とSDGsが掲げる17目標

以降、SDGsの目標ごとにフェアトレードの役割を整理して行きます。