みどりの食料システム法 | 環境経営

2022年07月12日 環境経営 行政書士

説明

令和4年4月22日に環境と調和のとれた食料システムの確立のための「環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(みどりの食料システム法)」が成立し、5月2日に公布され、7月1日に施行されました。

 

食料システムとは?

調達から生産、加工、流通、消費までの つながりを、1つの大きな仕組みとしてとらえたものを 「食料システム」と呼びます。

 

みどりの食料システムとは?

環境にやさしい(= みどり)食料システムのことです。

 

進める取組は?

  1. 積極的な広報活動
  2. 生産現場で使える技術の開発
  3. 地域の特性に応じた技術の 普及を後押し
  4. 生産現場の環境にやさしい取組を支援
  5. 環境に配慮した持続可能な 原材料調達
  6. 環境にやさしい農産物の 円滑な流通を後押し
  7. 環境にやさしい持続可能な 消費の拡大、食育を推進
  8. 生産現場の努力を 「見える化」し、消費者の方が 選択しやすく

 

期待される効果は?

消費者にとっては、有機農産物など環境に配慮したものを選ぶことが、 地球の環境を守る「きっかけ」に。
事業者にとっては、「環境」が新たなビジネスチャンスを生む「きっかけ」に。
生産者にとっては、未来の子どもたちに豊かな自然を残し、 環境に配慮した農林水産物を消費者にお届けする「きっかけ」に。

 

農林水産省 みどりの 食料システム法の ポイントより

結論

法律に基づく計画の認定を受けると、資金調達が容易となり、設備投資の初期負担が軽くなります 税制の特例が受けられ、各種行政手続が簡単になります。