地球環境保持志向の消費者 | 環境経営
説明
ロハスを重視する消費者の存在
ロハススタイルを好む人たちのことを、Cultural Creatives(カルチュアル・クリエイティブ/生活創造者)と言います。「環境にやさしい」人たちですが、節約を心掛けている人ばかりではなく、例えば、数量限定の自然石鹸や、特定の農家で作られた無農薬野菜などを、多少値段が高くても買って構わないという考えがあります。ぎりぎりのお金で生活することを目指すのではなく、金銭的にも余裕を持った生活を目指しています。
ロハスを重視する消費者の広がり
アメリカの雑誌「LOHAS Journal」では、調査によれば米国成人人口の30%に当たる約5000万人以上がロハスを重視する消費者であり、米国での消費市場も2268億ドル(約30兆円)にのぼることも発表しました。全世界では5400億ドルにのぼると発表しています。オーガニック市場はここ10年以上毎年20%以上の伸びを示しているそうです。
日本でも地球環境保持のために行動する志向が高まっている
日本では、博報堂が首都圏在住者を対象にした調査で、「現在はやっていないが、今後やってみたい環境配慮型の行動」として「環境問題に取り組みが進んでいる企業の品物を買う」という回答が65.1%でトップになったそうです。
結論
一つの事例としてパソコンメーカは、一般社団法人パソコン3R推進協会を通じて「PCグリーンラベル適合製品」を公表し、ソーシャルマーケティングを実践しています。